宮川内科・胃腸科医院
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宮川内科・胃腸科医院
〒305-0051
茨城県つくば市
二の宮2丁目2−26
TEL 029-855-8777
Dr宮川の注目コーナー
狭心症についてA
狭心症の予防方法
狭心症のリスクとして、1.高血圧2.脂質異常3.糖尿病4.喫煙5.家族歴6.肥満があります。
それらの効果的な予防策として、
1.高血圧予防のため、塩分を控えた食事や野菜や果物の意識的な摂取、節酒を行う。
2.脂質異常予防のため、タンパク質は肉類より、魚類や大豆製品で摂取する。食物繊維を多く含む野菜を食べる。量は控え、質の良い油を摂取しましょう。
3.糖尿病の予防・改善は、自分の摂取カロリーを把握して、バランスの良い規則正しい食生活を実践しましょう。
4.喫煙は量・ペースを減らしていき、できるだけ禁煙を心がけましょう。
5.家族歴(近親者の健康情報)がわかると、どのような遺伝的疾患があるのか、同じような生活環境でどのような病気になっているかを把握できます。
6.肥満改善のために、食事は腹八分目を意識し、継続した運動(有酸素運動)を行うことが大切です。
上記以外にも、睡眠時間の確保、朝食を食べ間食を控える、夜遅く寝る前に食べないなど、全部をすぐ行うのではなく、できることから少しずつ始めて、自分の生活習慣に無理なく取り入れていくことが大切です。
(2023年11月15日)
冬に流行する感染症@
冬に流行する感染症と聞いてインフルエンザをイメージする方が多いと思いますが、その他にもさまざまな感染症があります。
<インフルエンザウイルス感染症>
インフルエンザウイルスによって生じる感染症です。通常の風邪に比べて全身症状が強く出やすいことが特徴です。
症状:38度以上の発熱、頭痛、咳嗽、咽頭痛、鼻汁、筋肉痛、関節痛。免疫力のおちている人、こどもや高齢者の人は重症化して肺炎や脳炎を引き起こすことがあります。
潜伏期間:1〜3日
感染経路:飛沫感染、接触感染
治療:抗インフルエンザ薬の使用。対症療法。
<RSウイルス>
RSウイルスによって生じる感染症です。上下気道感染を引き起こす代表的ウイルスです。感染力が強く免疫ができにくいため繰り返し感染しますが、年齢が上がるにしたがって徐々に免疫ができて症状が軽くなります。
症状:発熱、鼻汁、咳嗽、喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒュー)呼吸困難、乳児早期(6か月未満)では、細気管支炎や肺炎にまで進むこともあります。
潜伏期間:2〜7日(通常4〜5日)
感染経路:飛沫感染、接触感染
治療:対症療法
<マイコプラズマ感染症>
マイコプラズマ・ニューモニアという病原体が原因になる感染症です。
症状:発熱で発症、咳嗽が出てきて徐々に悪化していくのが典型的な経過。始めは乾いた咳で徐々に痰がからんだ咳になっていきます。肺炎をおこしたり喘息の発作を招いたりします。
潜伏期間:2〜3週間
感染経路:飛沫感染
治療:マクロライド系抗生物質を使用。
<溶連菌咽頭炎>
A群β溶血性連鎖球菌による感染症です。
症状:突然の咽頭痛、発熱、頭痛、食欲不振、嘔吐、喉が赤くなり、舌に小さな発疹ができることが多く(いちご舌)、唇や口の中も真っ赤になります。首のリンパ節が腫れて痛むこともあります。
潜伏期間:2〜4日
感染経路:飛沫感染、経口感染
治療:ペニシリン系の抗生物質が用いられることが多いですが、セフェム系の抗生物質も有効です。
<感染性胃腸炎(ノロウイルス)>
急性胃腸炎を起こす。
症状:激しい嘔吐や下痢、人によっては発熱、頭痛を伴います。
潜伏期間:1〜2日
感染経路:経口感染、接触感染
治療:対症療法。下痢症状などにより脱水症状が生じる場合があります。嘔吐症状がおさまったら少しずつ水分を補給し、安静にしましょう。
(2023年12月14日)
冬に流行する感染症A
<アデノウィルス感染症>
アデノウィルスの型は50種類以上も存在すると言われ、プール熱、夏風邪とも呼ばれることがある咽頭部や結膜などの症状を特徴とする感染症です。7〜8月に感染者が最も多くなる傾向にありますが最近は冬季にも流行がみらます。
症状:咽頭炎、結膜炎、発熱、鼻汁、鼻づまり、腹痛、嘔吐、下痢
潜伏期間:5〜7日型によっては2週間ほど潜伏するような種類もあります。
感染経路:飛沫感染、接触感染。
<扁桃炎>
扁桃炎とは、下の付け根の両サイドにある、こぶのようなもので、ウイルスや細菌などの病原菌から体を守る免疫の役割を果たしています。扁桃腺が腫れる原因は、空気中の病原菌が鼻や喉、扁桃腺に付着することがほとんどで、その扁桃腺に付着した病原菌が増えると炎症を起こします。これが扁桃腺が腫れる原因となっています。
症状:風邪よりも長引いている熱や咳、喉が赤く腫れイガイガする。食べ物、飲み物が飲み込みづらいなどがあげられます。また扁桃腺により起こる病気は、急性扁桃炎、慢性扁桃炎の二つがあります。
急性扁桃炎:38〜40度近くの高熱を伴い、喉の痛み、赤く腫れて食べ物や唾液まで飲み込めなくなるほど辛くなる場合があります。高熱による頭痛、関節痛、悪寒、さらに首のリンパが腫れ耳 まで痛くなることもあります。
慢性扁桃炎:症状は、ほぼ急性扁桃炎と似ていますが、それを一年に4回以上繰り返すと慢性扁桃炎と呼ばれます。急性扁桃炎と違うのが、高熱が出ないことです。症状は倦怠感や微熱、喉の痛みも異物感がある程度です。しかし、慢性化すると薬で改善できず、さらに繰り返す可能性が高くなります。手術が必要になる場合あります。
扁桃炎は細菌、ウイルスによって感染するため、予防法は、うがい、手洗い、十分な休息と疲労やストレスのない生活、免疫力を高める食事を取る。
(食事はビタミンCやビタミンEを多く含む果物や野菜や発酵食品、キノコ類、はちみつなど)
扁桃炎、風邪、インフルエンザなどの感染症にかかり易い人は免疫力の低下が考えられます。食品や食物繊維など毎日欠かさず取り入れ腸内環境を整えることをお勧めします。
扁桃炎は初期症状が風邪に似ているため、悪化するまで気づかないことがほとんどです。体力が低下した時、睡眠不足、疲れ、ストレスの過多などが扁桃炎を起こしやすくなりますので体調管理には注意して下さい。
体調が優れないことがございましたらお気軽にご相談下さい。
(2023年12月14日)
シックデイについて
糖尿病患者さんが発熱、下痢、嘔吐、食欲不振などのために食事がとれず、血糖値が乱れやすくなった状態をシックデイ(sick day、病気の日)といいます。
シックデイでは、日頃の血糖マネジメントが良好でも、大きな怪我や強い精神的なストレスの状態になると血糖のコントロールが不安定になりやすく、重症の急性合併症(糖尿病性ケトアシドーシスや高血糖高浸透圧症候群など)に進展してしまう可能性があります。また、通常の食事ができない時に、いつも通りに薬を飲んだり注射をしたりすると、低血糖を起こすことがあります。糖尿病患者さんは、風邪や下痢など日常的にかかることが多い病気でも注意が必要です。
シックデイ時にはコルチゾールやカテコラミンなどのストレスホルモンの分泌が促進します。ストレスホルモンは急性期における体の障害の防御に役立つ面がある一方で、インスリンの働きを弱めるため血糖値が上昇します。糖尿病でなければ血糖の上昇に応じてインスリンの分泌が増えるものの、糖尿病の患者さんではそれが不十分であるため血糖値が高くなります。その反対に、シックデイ時には食欲が低下していつものように食べられないことが多い為、いつも通りに薬を服用したり、注射をすると低血糖が起きてしまいます。
シックデイ時の家庭での対応
(1)体力の消耗を防ぎ、病気に対する抵抗力を保つために安静と保温に努めて下さい。
(2)可能な限り水分、炭水化物を摂取して下さい。
水分は1日約1500mL必要ですが、水の他に電解質の補給も兼ねて味噌汁、野菜 スープ、果物ジュース、スポーツドリンク、経口補水液などで補給して下さい。糖質の多い清涼飲料水や糖質入りスポーツドリンクはとりすぎず、消化管に悪影響を及ぼす恐れのある牛乳や炭酸飲料は避けて下さい。お粥やうどんなどの消化の良い炭水化物を摂取して絶食状態にならないようにして下さい。
(3)病状の把握に努め、受診または主治医に相談して下さい。
体温、血圧、脈拍、体重、食事量、自覚症状の有無を自己チェックして下さい。急激な体重減少は、脱水が起きている可能性が疑われ要注意です。血糖の自己測定が可能でしたら測定してください。
(4)インスリン療法をしている方は、たとえ食事を取れなくても自己判断でインスリン注射を中止してはいけません。食事量や血糖値、インスリン製剤や使用量によって対応が異なるので速やかに主治医と相談して下さい。
以下の場合には速やかに医療機関を受診してください。
1.高熱が続いたり、消化器症状(腹痛、嘔気・嘔吐、下痢など)が強いとき
2.24時間以上にわたって経口摂取ができない、または著しく少ないとき
3.血糖値350mg/dL以上が続くとき
4.治療薬の対応が分からないとき
5.意識状態の悪化が見られるとき
一日も早く普段の生活に戻って、より良い血糖コントロールを目指すためにも、主治医の先生と相談しながら、シックデイをできるだけ短期間で乗り切りましょう。
(2024年2月13日)
不整脈とは
不整脈を感じた方や気づかずに検診などで指摘されたことがあるという方がいるのではないでしょうか?
不整脈とは、脈が乱れることを言いますが、不規則な脈以外にも、脈が速くなる頻脈や逆に脈が遅くなる徐脈も含まれます。
心臓は筋肉でできた臓器で、その筋肉にかすかな電気が流れ動く仕組みになっています。正常な脈は1分間に60〜100回とされています。
不整脈の症状には、動悸・胸痛・胸部不快感・めまい・立ち眩み・失神・息切れ・だるさ・疲れなどがあります。
動悸は心臓の鼓動を異常な不快感として感じる症状で、心臓の脈が乱れた時や脈拍が増えたり心臓から血液が多く押し出されたときに感じることがあります。不整脈のために自覚することが多いですが、不整脈以外にも狭心症や心筋梗塞、心不全、心臓以外の病気には、貧血や低血糖、甲状腺、精神的緊張などもあります。
不整脈が起きた時に、胸痛や胸部不快感がある場合は、狭心症や心筋梗塞などが起きていないか検査をしていく必要があります。
頻脈や徐脈が強くなると十分な血液が脳に送られないことで、めまいや立ち眩みを起こし、程度が重くなると失神や痙攣を起こします。
検査は、不整脈の発作が起きている時に心電図をとると正確な診断ができますが、受診する患者様の多くは、症状のないこともあり既往歴や話を聞いた状態で考慮し検査を進めていきます。心電図・24時間心電図・運動負荷心電図・心臓超音波検査(心エコー)。
治療は、不整脈の種類や原因・症状・全身の状態により異なります。
1.生活習慣の改善
多くは生活習慣を改善することで予防できることがあります。禁煙・禁酒・カフェインの摂取を控える。睡眠不足やストレスの解消。
2.内服治療
薬物治療は、不整脈を止める薬や予防する薬・和らげる薬など。
3.内服以外の治療
電気的除細動・カテーテルアブレーション・高周波焼灼術・外科的手術・ペースメーカ
不整脈に気づかず検診などで指摘がありましたら、そのままにせず必ずかかりつけの病院で相談をして下さい。
(2024年4月18日)
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