宮川内科・胃腸科医院
宮川内科・胃腸科医院


Dr宮川の注目コーナー

  介護サービスを受けるには?@
これから介護サービスを受けようと考えている方が、いるのではないでしょうか?
受けるには、どの様な手続きが必要になるのか?どんなサービスが受けられるのか分からないという人がいるのではないでしょうか。
まずは、今お住いの市区町村の窓口に要介護認定の申請をします。
申請後には市区町村の職員などの訪問があり聞き取り調査が行われます。その後、市区町村からの依頼よリかかりつけ医に連絡があり患者様の心身の状況について意見書を作成します。
 その後、認定調査結果や主治医意見書に基づくコンピューターによる一次判定及び、一次判定結果や主治医意見書に基づく介護認定審査会による二次判定を経て、市区町村が要介護度を決定します。
 
介護保険は、要介護度に応じて受けられるサービスが決まり、要介護度が判定された後は、自身がどの介護サービスを受けるか?どの事業所を選ぶかについてサービス計画書を作成し、それに基づきサービスの利用が始まります。
1.要介護認定の申請に必要なものは、介護保険被保険者証が必要です。40-64歳までの人(第2号被保険者)が申請を行う場合は、医療保険証が必要です。
2.認定調査は、調査員が自宅や施設などに訪問し、心身の状態を確認し認定調査をおこないます。主治医意見書は市区町村が主治医に依頼します。主治医がいない場合には、市区町村の指定医の診察を受けます。申請者の意見書作成料には、自己負担はありません。



(2024年12月17日)

  介護サービスを受けるには?A
3.審査判定には、調査結果及び主治医意見書の一部の項目がコンピューターに入力され全国一律の判定方法で要介護度の判定が行われ、一次判定の結果と主治医意見書に基づき、介護認定審査会による要介護度の判定が行われます。
4.認定後は、申請者に結果を通知します。申請から認定通知までは原則30日以内に行います。認定は、要支援1-5までの7段階及び非該当に分かれています。
認定の有効期限-新規、変更申請;原則6ヶ月(状態に応じて3-12   ヶ月まで設定)
       -更新申請;原則12ヶ月(状態に応じて3-24ヶ月まで設定)
有効期限を経過すると介護サービスが利用できないので、有効
期間満了までに認定の更新申請が必要。
身体の状態に変化が生じたときには、有効期間の途中でも、要介護認定の変更の申請をすることができます。

5.介護サービス計画書の作成が必要となります。要支援1-2の介護予防サービス計画書は地域包括支援センターに相談し、要介護1以上の介護サービス計画書は介護支援専門員(ケアマネジャー)のいる、市区町村の指定を受けた居宅介護支援事業者(ケアプラン作成事業者)へ依頼します。依頼を受けた介護支援専門員は、どの
サービスをどう利用するか、本人や家族の希望、心身の状態を充分考慮し、介護サ‐ビス計画書を作成します。
6.介護サービスの開始、計画にもとづいた、さまざまなサービスが利用できます。
7.ケアプランとは、どの様な介護サービスをいつ、どれだけ利用するかを決める計画です。介護サービスを利用するには、まず、介護や支援の必要性に応じてサービスを組み合わせたケアプランを作成。ケアプランに基づき、介護サービス事業所と契約を結び、サービスを利用する。
要介護1-5と認定された方
在宅のサービスを利用する場合→居宅介護支援事業者に介護サービス計画を作成してもらいます。
施設のサービスを利用する場合→施設の介護支援専門員がケアプランを作成
要支援1-2と認定された方
ケアプランは、地域包括支援センターに作成を依頼します。
地域包括支援センターはお住いの市町村が実施主体となっています。詳しくは、近くの市区町村に問い合わせをして下さい。


(2024年12月17日)

  家庭で血圧を測りましょう
血圧とは、全身の血管へ送り出された血液が、動脈の内壁を押す力のこと。心臓が縮んで血液を送り出す際に、強い圧がかかります。 この時の血圧が上の血圧(収縮期血圧)、心臓が広がった時の血圧が下の血圧(拡大期血圧)です。血圧は年齢と共に高くなります。症状がないからと検診を受けなかったり家庭で血圧を測ったことがない方の中には高血圧が潜んでいると考えられ、放置しておくと危険です。家庭血圧130/85mmhg以上が脳卒中心筋梗塞にかかる率を2〜3倍にも増やす危険な高血圧です。高血圧があってもほとんど症状に出ません。家庭血圧を測定して本当の血圧を知り、高血圧を見つけましょう。
・家庭で測る必要性
病院と違い家では毎日同じ時間で測ることが出来るため、より正確な血圧を知ることが出来ます。家でリラックスをした状態で測る方が血圧が安定します。また、測定を記録しておくことで、自分自身の健康管理の目安になります。担当医にとっても診断材料として重要な役割を果たしてくれます。
・正確に血圧を測る方法
朝と夜と一日2回の測定が理想です。大事なことは毎日決まった時間、同じ条件で測定することです。
朝は、起床して1時間以内、朝食・服薬前、トイレを済ませた後、夜は、就寝前(飲酒や入浴の直後は避ける)
姿勢は椅子に足を組まずに座り、背筋を伸ばした姿勢で測定します。座って1〜2分安静してから測定する。
・家庭で血圧で測定するとき注意したいこと
血圧は些細なことでも影響して上下します。食事や食事内容にも影響を受けるので、できるだけ空腹時に測定するのがおすすめです。
アルコールは、血管を拡張させるため、お酒を飲んだ後は血圧が下がりやすくなります。タバコは血圧が上昇させるため、測定前は吸わないようにニコチンが末梢血管を収縮し一般的には血圧を上昇させるといわれています。入浴前に測定する場合、安静時間を少なくとも15分間はとってからの測定が適しています。入浴した後に測定する場合は、入浴後30以上経ってから測定を行いましょう。尿意や便意があるときはトイレを済ませてから測定しましょう。運動は軽く歩いた程度でも血圧に影響します。1〜2分安静にし、落ち着いた状態で測りましょう。血圧は緊張や不安、ストレスなど感情の起伏といった精神的な影響を受け変動します。緊張すると上がりやすいのでリラックスした状態で測ることが大切です。発熱や脱水なども体調不良も数値に影響します。体調がよくないと感じる場合は、健康状態も記録しておくとよい。温度により、変化します。寒いときは血圧が高めにでる傾向があるため、20度前後の過ごしやすい室温で測りましょう。
測った血圧をきちんと記録をしましょう。毎日、毎回もきちんとデータに記録することが重要です。測定をした時間とその時の体調なども併せて記録することで、変化に気づきやすくなります。記録が苦手な方もスマートフォンのアプリと連動できるものや、測定した血圧を記録できるメモリ機能が付いているものもあります。
家庭用の血圧には、さまざまな種類があります。腕式、アーム式、手首式等。正しく測定するためには腕に巻くタイプがおすすめです。
血圧が低すぎるとめまいがして転倒したり、高血圧は心疾患、脳卒中、動脈硬化の原因ともなります。医療機関で、測った診察血圧だけではわからない白衣高血圧、仮面高血圧など病気を未然に防ぐことにつながります。正しい血圧の測定方法を身に着け、自分の血圧をしっかり管理していきましょう。



(2025年1月23日)

  マイコプラズマ肺炎とは
昨年よりニュース等で「マイコプラズマ肺炎」という言葉を耳にすることが多いと思います。
マイコプラズマ肺炎は、1980年、84年、88年と4年に一度のオリンピック開催年に定期的に流行していたため、かつて「オリンピック肺炎」とも呼ばれていました。しかし、近年の流行周期がはっきりしなくなった傾向が見られます。
2020年新型コロナウイルス感染症の大流行(パンデミック)が始まってから大きな流行はありませんでしたが、2024年夏頃より全国的に継続して感染流行しており過去5年間の同時期と比較してかなり多い状況です。
マイコプラズマ肺炎は「マイコプラズマ・ニューモニエ」という細菌に感染することで発症する呼吸器感染症です。
幼児から成人まで幅広い年齢層で感染する病気で、幼児は一度罹っても十分な免疫力がない為何回も罹ることがあります。
症状として、発熱・痰がからまない乾いた咳・頭痛・倦怠感・咽頭痛・喘鳴(ぜんめい)・吐き気・下痢・耳の痛み等があり、特徴としてしつこい咳と発熱・全身倦怠感が見られますが、どちらかというと発熱が先行して、それから咳が出てくることが多いです。初期症状は風邪ににていますが、マイコプラズマ肺炎の咳は熱が下がった後も3から4週間ほど続き、特に夜間、早朝に激しく出ることが多いです。
また、一部の人は重症肺炎になったり、無菌性髄膜炎、心筋炎、関節炎、ギラン・バレー症候群などの重い合併症を起こししたりすることがあります。
検査として、胸部X線にて、すりガラス様陰影と呼ばれる像があるかを確認し、病原体に感染すると体内でマイコプラズマ抗体が作られる為採血で確認をします。喉の奥を綿棒で拭う抗原検査もあり、結果は数分で出ますが、検査のタイミングなどによって結果が左右されることもある為問診や他の検査を併用して診断します。
治療として、主にマクロライド系の抗菌薬を使用しますが、最近はマクロライド系の効かない病原体も現れ、効果がない場合はニューキノロン系(オゼックス)、テトラサイクリン系(ミノマイシン)の抗菌薬に切り替えることもあります。
予防として、感染経路が飛沫感染、接触感染となる為十分な手洗い、うがい、マスクの着用が必要です。
マイコプラズマ肺炎の潜伏期間は2から3週間と長いので、症状が治った後も体内に病原体が残っていることがある為通学、通勤時はマスクを着用し他への感染を防ぎましょう。
ご家庭ではなるべく体を休め、水分補給をしながら過ごしましょう。


(2025年2月10日)

  百日咳について
みなさんは最近『百日咳』という言葉をよく耳にしませんか?
『百日咳』ってどのような病気?
咳が長引いているけど、これは百日咳?
インフルエンザ等ほど身近に感じにくい病気のため詳しく知らない方も多いと思います。そこで『百日咳』についてお話します。

百日咳について
百日咳は大人、子供ともに感染する病気です。
百日咳菌が原因の感染症で、その名の通り咳が長引くのが特徴です。
乳幼児期に受けた予防接種の効果が低下した大人の発症が問題となっています。
百日咳は第5類の感染症のため、感染が確認された場合、7日以内に届出が必要です。

百日咳菌とは1906年にジュール・ボルデとオクターブ・ジャングが初めてウイルス分類に成功したことが始まりです。
潜伏期間は約7日&#1231610日で、発症すると徐々に激しい咳発作があらわれ、短い咳(ケンケンケン‥)が連続的におき、咳が終わるとヒューと音を立てて大きく息を吸い込み、痰がでて治る。といった症状を繰り返すのが特徴です。
感染者の咳やくしゃみなどを吸い込んだり、接触することで感染し、鼻咽頭や気道に付着することで感染を起こします。

子供や赤ちゃんが感染すると、重症化しやすいのが特徴で、特に3&#123166ヶ月の乳児の重症化リスクが高く、呼吸困難による心肺停止、肺炎、脳症の合併が見られるケースもあるため注意が必要です。大人が感染すると特徴的な症状が出ないことも多いです。そのため、気づかずに感染拡大させてしまうことも少なくありません。
予防としては、予防接種を受けると80&#1231685%程度減らせます。生後2ヶ月から接種可能です。そして日頃からこまめに手洗い、うがいをし感染対策をすることが大切です。


(2025年5月20日)

12345678910111213141516171819

Copyright(C) 2026 宮川内科・胃腸科医院. All rights reserved.
本サイトのすべての文章や画像などの著作は「宮川内科・胃腸科医院」に帰属します。