宮川内科・胃腸科医院
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Dr宮川の注目コーナー

  早起きして充実する一日
「早起きは三文の徳」…早起きをすると健康にもよく、また、その他にも何かと良いことがある!!ということわざをご存じでしょうか。
 冬を迎え、寒さは厳しくなりつつあり、朝はなかなか布団から出ることが出来ないという方は多いのではないでしょうか。しかし、一日を心地よく過ごせるかどうかは、朝の過ごし方で決まってくると言われています。
 私たちは、太陽に支配されて生きています。太陽が昇り朝日が目に入ると、交感神経のスイッチが入り、活動的になります。もし、太陽が昇ってもいつまでも寝ているようであれば、生産的な活動はできないことでしょう。
 朝、出勤される方の中には、余裕もなく準備をして出かけるという方も少なくないと思います。余裕なく出かけますと、忘れ物をしたり…と良い事はありません。
 いつもより30分早く起きて、心の余裕を持ちませんか。
心の余裕は活力に繋がるゆえ、生産性にも繋がります。もし、朝に香りのいいコーヒーを味わってみたら、もし朝に軽いストレッチ運動をしてみたら…何か変わるような気がしませんか。
 朝の30分の余裕を持つという事は、生き方全体が変わってくると言っても過言ではありません。
 気持ちの余裕を持つことは、良い一日をスタートさせ、気分の良い状態をキープするのにとてもいい方法です。
 朝、30分早く起きて、充実した一日を送ってみませんか。

  急激な血圧変化に要注意
 季節も冬になり寒くなってくると、お風呂に入って体を温めるのが気持ちいいものです。しかし、いきなり熱いお湯に入るのは危険を伴い、注意が必要です。急激な温度変化は、急激な血圧変動を招き体に負担が掛かってしまうため脳卒中や心筋梗塞の引き金になる危険性があります。
 寒くなると血管が収縮して血圧は高くなります。特に気をつけなければならないのが早朝です。起床時から徐々に血圧は上昇し始め、体が目覚めるための準備を行うなど、血管が破れたり血栓ができやすい時間帯です。実際に、脳卒中や心筋梗塞などの脳心血管病は早朝に多く発症し、この引き金になっているのが早朝高血圧と言われているのです。
 そこで、寒い冬に急激な血圧変化から体を守るための方法を知っておきましょう。

<寒さ>
★部屋の温度差をなくしましょう。
脱衣所やトイレ、廊下など、また早朝、暖かい布団から出るときなども要注意です。暖かい服装をするなどの防寒対策を心がけましょう。特に高齢になるほど注意が必要です。

<ストレス>
★ストレスを解消しましょう。
イライラすると血圧は上がりますが、ストレスがなくなれが元に戻ります。しかし、ストレスが強く長く続いたりすると高血圧を引き起こします。また、ストレスや疲れが蓄積すると重い心の病気に進行してしまう危険性もありますので、自分なりのリラックス法を見つけてストレス解消に努めましょう。

<入浴や脱水>
★湯加減が大切。
熱すぎるお湯は血圧を急上昇させるのでとても危険です。脱衣所や浴室を暖かくしてから入りましょう。室温は20度以上で湯温は40度を超えないよう心がけましょう。42度以上の熱いお湯では交感神経が刺激され体が興奮状態になるので避けましょう。湯につかる時は腰湯か胸のあたりまでにし、食事や運動の直後の入浴も控えましょう。
★脱水に注意。
脱水は脳梗塞や心筋梗塞の引き金になることがありますので、入浴後は意識して水分をとるようにしましょう。

<トイレ>
★便秘を予防しましょう。
排便時のいきみは血圧を上げます。野菜などの食物繊維をとるようにして便秘を予防することが大切です。また、冬はトイレも温かくするようにしましょう。

<食事>
★塩分は少なめに。
塩分は6g未満を目標にしましょう。だしを濃くしたり、香辛料や酢やレモンなどで味にアクセントをつけると減塩しやすくなります。
★野菜・果実を積極的に。
ほうれん草などの緑黄色野菜や果物、きのこ類、海藻にはビタミンやミネラル、食物繊維がとても豊富です。積極的に摂取しましょう。


 高血圧の予防には生活習慣の改善が必要があります。以上のような点に気をつけ、寒い冬をのりきりましょう。また、普段から血圧を測定して記録し、主治医と相談しましょう。

  低血糖に注意しましょう(糖尿病患者様 及び そのご家族へ)
 当院では、糖尿病の患者様を診させて頂くことも多くあります。もちろん、高血糖を是正するのは最大の目的ですが、しかし、色々な理由で、特に高齢者や食生活が不規則な方、また深酒をする方は、低血糖発作を起こしてしまう事も時々あります。
 糖尿病で薬物治療を受けている場合には、どのような状況で低血糖になるのか、低血糖になったらどのように対処するのかをよく知っておく事が大切です。

 低血糖とは、血液中の糖分が少なくなりすぎた状態です。
(血糖値が70r/dl以下または60r/dl以下になった状態をいいます)


【症状】
 低血糖の程度や年齢、体質にもよりますが、低血糖の初期症状は、急な強い空腹感、力の抜けた感じ、生あくび、悪心、などであり、次第に発汗、手足のふるえ、動悸、ぼんやり感、ふらつき感、などとなり、いつもの人柄と違った異常な行動をとることもあります。
 ひどい場合には、意識がなくなります。


【起こった時の対処】
●空腹時に起こり、食べ物をとると急に良くなるのが特徴です。
●低血糖は危険な状態ですから、もし起こったら、軽いうちに治してしまわなければなりません。
軽いうちは、ブドウ糖をとると治ります。平素から、10〜15gのブドウ糖を持ち歩き、すぐその場でとる事が必要です。
 ※用意していない場合は市販の赤いラベルのコーラ200mlでも代用できます。
10〜20分位で症状が治まります。治まったら、食事または補食をして下さい。
●低血糖を起こした場合は早めに主治医へ報告し、今後の治療についての指示を受ける事が大切です。
 また、意識がなくなってしまった場合にそなえて、家族や身近な人に、低血糖について説明しておく必要があります。
●意識がない場合は、すぐに救急車で病院へお願いします。寝かせたまま放置しないで下さい。30分以上昏睡状態が続くと、血糖を回復させても、後遺症が残ったり、植物状態に至る場合もあります。


【低血糖を起こさないために】
●薬の量や、飲み方は、主治医の指導を守り、また、食事・運動療法を規則正しくきちんと守る事が大切です。
●低血糖のような症状があった場合、必ず主治医に報告し、精密検査や糖尿病薬の調整をしてもらいましょう。
●食事時刻の遅れ、激しい運動、空腹時の運動は避けるようにしましょう。しかし、どうしても避けられない場合、低血糖発作に備えて、ビスケットやブドウ糖などを常時携帯するようにしましょう。
●体調不良や精密検査のため、食事抜きの時もあり、その時の糖尿病薬の一旦中止や減量をする必要があるかもしれません。主治医とよく相談しましょう。
●糖尿病治療中の人が、アルコールを摂取すると、薬やインスリンによる血糖を下げる作用が長引く事があるため注意が必要です。また、多量の飲酒により、眠っているだけなのか、低血糖であっても区別がつきにくいため、放置される可能性もあり危険です。飲酒は十分に気をつけなければなりません。
●血糖のコントロールが不良の時、主治医とよく相談して、自宅でも自己血糖測定を出来るようにしましょう。


人によって低血糖の症状は違います。自分の症状の特徴を知っておきましょう。
血糖が低下している時の体の警告サインを見逃さないようにしましょう。


(平成25年1月29日)


  胃炎・胃潰瘍の患者様へ
  すでにご存知の方も多いかと思いますが、胃潰瘍に加えて、慢性胃炎の患者様にもピロリ菌除菌が保険適応になりました。

胃癌の最大の原因と言われるピロリ菌が胃粘膜に生息した場合、ピロリ菌感染性慢性胃炎が生じて、そこから胃癌が発生すると言われています。ピロリ菌除菌をすることにより、将来、胃癌の発生が大幅に抑えられるだろうと推測されるため、厚労省がつい最近ピロリ菌除菌の保険適応に踏み切った訳です。

胃癌発生を事前に予防するため、ピロリ菌保有者に除菌すべきだと以前から我々が推奨してきましたが、今回の厚労省の決定には、我々の長年の努力が認められた様な感じで、とても嬉しく思います。除菌には1週間の薬の内服だけで、高い除菌率が得られますので、是非ご検討下さい。詳しくは受付までお問い合わせ下さいませ。

(平成25年2月26日)

  肺炎球菌ワクチンで肺炎を予防しましょう(高齢者向け)
☆肺炎について
肺炎は、高齢者での重篤化が問題になっており、日本人の死因の第3位となっています。肺炎の最も多い病原菌は、肺炎球菌という細菌です。
特に、高齢者の肺炎の約半数は、肺炎球菌が原因とされています。

☆肺炎球菌ワクチンについて
高齢者の肺炎の中で最も頻度の高い、肺炎球菌という細菌感染を予防するワクチンです。全ての肺炎を予防するものではありませんが、接種をしておくと、肺炎の予防や、肺炎にかかっても軽い症状ですむ効果が期待されます。
接種をしてから免疫ができるまで、平均で3週間ほどかかります。
1回の接種で5年以上免疫が持続すると言われています。
季節を問わず、接種可能です。
※5年に1回の接種となっていますので、過去に接種を受けたことのある方は、接種間隔にご注意ください。

☆肺炎球菌ワクチンの接種を必要とするのは・・・
○65歳以上の方
○呼吸器に疾患をお持ちの方
○糖尿病の患者様
○慢性心不全の方
○肝硬変など慢性肝疾患の方
○養護老人ホームや長期療養施設などに居住されている方

などです。


☆予防接種以外にも、肺炎の予防のためには、以下のことも心がけましょう。
○規則正しい健康的な生活
○禁煙
○誤嚥を防ぐ
○口の中は清潔に
○基礎疾患を治療する



予防接種については、予約制となっていますので、事前にご連絡ください。
※つくば市に住民登録があり、接種日に65歳以上の方には接種費用の一部助成があります。一部助成の実施期間は、平成25年4月1日〜平成26年3月31日です。助成金額は3,000円ですので、当院で接種を受けた場合の本人負担は4,500円です。

ご不明な点がございましたらお問い合わせください。


(平成25年4月30日)

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