宮川内科・胃腸科医院
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Dr宮川の注目コーナー

  肺炎球菌ワクチンで肺炎を予防しましょう(高齢者向け)
☆肺炎について
肺炎は、高齢者での重篤化が問題になっており、日本人の死因の第3位となっています。肺炎の最も多い病原菌は、肺炎球菌という細菌です。
特に、高齢者の肺炎の約半数は、肺炎球菌が原因とされています。

☆肺炎球菌ワクチンについて
高齢者の肺炎の中で最も頻度の高い、肺炎球菌という細菌感染を予防するワクチンです。全ての肺炎を予防するものではありませんが、接種をしておくと、肺炎の予防や、肺炎にかかっても軽い症状ですむ効果が期待されます。
接種をしてから免疫ができるまで、平均で3週間ほどかかります。
1回の接種で5年以上免疫が持続すると言われています。
季節を問わず、接種可能です。
※5年に1回の接種となっていますので、過去に接種を受けたことのある方は、接種間隔にご注意ください。

☆肺炎球菌ワクチンの接種を必要とするのは・・・
○65歳以上の方
○呼吸器に疾患をお持ちの方
○糖尿病の患者様
○慢性心不全の方
○肝硬変など慢性肝疾患の方
○養護老人ホームや長期療養施設などに居住されている方

などです。


☆予防接種以外にも、肺炎の予防のためには、以下のことも心がけましょう。
○規則正しい健康的な生活
○禁煙
○誤嚥を防ぐ
○口の中は清潔に
○基礎疾患を治療する



予防接種については、予約制となっていますので、事前にご連絡ください。
※つくば市に住民登録があり、接種日に65歳以上の方には接種費用の一部助成があります。一部助成の実施期間は、平成25年4月1日〜平成26年3月31日です。助成金額は3,000円ですので、当院で接種を受けた場合の本人負担は4,500円です。

ご不明な点がございましたらお問い合わせください。


(平成25年4月30日)

  万が一 ハチに刺されたら
 5月から10月にかけては、ハチが活発に活動する季節です。つくば市でもミツバチ、アシナガバチ、スズメバチ等が見られ、夏の終わりから秋にかけては特にハチに刺される事故が多いようです。


 万が一刺されてしまったら、まずは冷静にその場所からゆっくりと立ち去りましょう。そうしないと警戒中のハチが警報フェロモンを出し、近くにあるかもしれない巣全体を興奮させてしまいます。 
 巣から離れ、針を抜き、毒を出し、洗って、冷やし、安静にすることが基本です。ハチに刺されると驚いてパニックになってしまうかもしれませんが、アイスノンや濡れタオルなどで患部を冷やしながらそのまま病院へ向かい、受付でしっかりとハチに刺されたと伝えましょう。迅速な処置を施すことで重症化を防ぐことができます。ハチの種類や大きさに関係なく、ハチに刺されたら迷わずすぐに受診しましょう。
 
 ハチに刺されたときの症状は、ハチの毒そのものの薬理作用によるものと、ハチの毒に対するアレルギー反応の2つがあり、局所症状と全身症状としてあらわれます。
 
 局所症状は、刺された部位が赤く熱をもって腫れ、痛みを伴います。
 
 全身症状は、アナフィラキシーショックという反応です。
 
 アナフィラキシーを起こすと、呼吸困難や血圧低下などを起こし、最悪の場合、死に至る危険もあります。特にアレルギー体質の人は、以前にハチに刺された時に免疫ができてハチ毒に対して極めて敏感になり、2度目以降に刺された時にアナフィラキシーショックを示すことがあります。刺された部位以外にもかゆみが広がる、息切れがする、ゼーゼーする(喘鳴)、冷や汗が出る、意識が遠のくなどの症状があらわれたら、とにかくすぐに救急車を呼んで下さい。すぐに病院に搬送しないとショックで死亡してしまうことがあります。
 
 ハチに刺された時の対処法として、アンモニア水をかけるというものがありますが、これは効果がないだけでなく、かえって皮膚炎を引き起こすこともあるのでやめましょう。
 
 ハチは大きな音や振動などの刺激を受けると、興奮して攻撃性を増すそうです。ハチを刺激しないように注意しましょう。


ハチに刺されないために…
● ハチは黒いものを狙う習性があるので、白っぽい服や帽子を着用する。
● あらかじめ腕や脚などに虫除けスプレーを吹き付けておく。
● 巣の近くで大声を出したり、強い振動を与えたりしないように注意する
● 頭を隠し姿勢を低くして、ゆっくり静かにその場を離れる。


(平成25年6月26日)

  夏にかかりやすい感染症@
●溶連菌感染症
A群β溶血性連鎖球菌という細菌による感染症のことです。咳や唾液などによる飛沫感染がほとんどと考えられます。幼児や学童児に多く、保育園、幼稚園や学校などの集団の中で流行します。

(症状)
感染して潜伏期間を数日おいて、発熱、咳、のどの痛みから発症することが多くみうけられます。頭痛や倦怠感、食欲不振、腹痛などが伴うこともあります。咽頭粘膜の赤みが非常に強く点状出血を伴っていることがあります。また苺舌(いちごじた)といって舌の表面がブツブツして鮮やかな赤みをもみうけられます。扁桃腺が腫れ、かつ白色から黄色がかった膿のようなものが付着していることもあります。


●手足口病
手のひら、足の裏および口腔内に特有の水疱性の発疹ができる夏かぜの一種です。原因は主に腸管ウイルスであるコクサッキーA群16とその変異型およびエンテロウイルス71の感染です。咽頭分泌物に含まれるウイルスの飛沫感染(空気感染)か、便に排泄されたウイルスの経口感染です。最もかかりやすい年齢は1〜5歳ですが、成人にも感染します。成人例では皮膚症状が強く現れることもありますが、一般に症状は年齢がすすむにつれて軽くなる傾向があります。潜伏期は3〜4日くらいで、全経過は1週間程度です。

(症状)
手のひらや指、ひじ、足の裏、ひざ、おしり、口腔内に水疱性の発疹が現れます。乳児はとくにおしり、ひざ、ひじに発疹がよくみられます。発疹は時にかゆみを伴います。発疹は2〜3日で褐色の斑点になって、5〜6日で消失します。口腔内の発疹は口唇の内側、頬の内側、舌、上あごの内側にでき、潰瘍になるので水がしみて疼痛を伴います。このため哺乳力低下や口からものが食べられなくなり、脱水症になることもあります。発症初期に38℃前後の発熱が、2分の1から3分の1の症例にみられます。合併症として下痢を伴うことがあります。


(平成25年7月31日)

  夏にかかりやすい感染症A
●ヘルパンギーナ
高熱と咽頭の水疱を特徴とする夏かぜの一種です。原因は主に腸管ウイルスであるコクサッキーA群1〜10、16、22ウイルスの感染です。咽頭分泌物に含まれるウイルスの飛沫感染(空気感染)か、便に排泄されたウイルスの経口感染です。毎年5〜9月に流行します。最もかかりやすい年齢は1〜5歳です。潜伏期は2〜7日くらいで、全経過は3〜7日程度です。

(症状)
突然39℃前後の高熱が出て口腔粘膜に水疱や浅い潰瘍ができます。咽頭の水疱は最初1〜2mm大のものが2〜3日で5mm以内の黄灰白色の浅い潰瘍に変化します。この水疱がつぶれたり、また潰瘍ができるとのどがしみて、唾液を飲み込むのもつらくなります。体温は年長児より年少児の方が高くなる傾向があります。中には無熱性のものもあります。


●プール熱(咽頭結膜熱)
アデノウイルスによる感染症のことです。プールを通して感染しやすいことからプール熱や咽頭結膜炎ともいわれます。口、鼻、喉、目の粘膜から体内に入り感染します。一般的には乳幼児が多く感染します。主に保育園、幼稚園、学校等のプールで感染することが知られていますが、感染者のくしゃみや、感染者が使っていた食器、タオルを共用することによって感染することもあります。

(症状)
感染後4〜5日間の潜伏期間を経て、突然、38〜40℃の高熱が4日〜1週間続きます。また喉の腫れと結膜炎を伴います。喉の腫れがひどい場合は扁桃腺炎になることもあります。結膜炎を伴う場合は、目が真っ赤に充血します。発熱、結膜炎、喉の腫れの3つの症状は、必ずしも同時に現れないことが多いので、注意が必要です。3日間以上続く38℃以上の発熱があれば、プール熱を疑い、早めに受診しましょう。


(平成25年7月31日)

  便秘について
 便通は健康のバロメーターです。すっと便が出ると一日気分よく過ごせるのに、便秘の日はなんとなく気分がイライラしがち。そんなことありませんか?便秘とは、気持ちよく排便できない状態のことです。便秘になると、様々なトラブルが起こることがあります。一日を気分よく過ごせるよう、便秘予防・改善・解消していきましょう。

(便秘の種類)
●機能性便秘・・・生活習慣やストレス、加齢などの影響で、消化器官(胃、小腸、大腸)の働きの乱れが原因で便秘になるもの。一般的に便秘と呼ばれるのは、機能性便秘のことです。
●器質性便秘・・・他の病気(大腸がん、クローン病など)のため、大腸の中を便がスムーズに通過できずに起こる便秘です。このタイプの便秘は、まず、元の病気を治すことが基本です。

(便秘の原因)
●水分不足
●がまん癖・・・がまんをすると、水分が失われたり、便意がなくなったりし、便秘になることがあります。
●食物繊維不足
●運動不足
●ストレス

(便秘のよるトラブル)
●痔・・・便秘は痔を作り、痔は便秘を悪化させます。
●ガスがたまってお腹が張る
●腹痛
●吐き気
●肌荒れ、にきび
●イライラ、不眠症・・・でるべきものがでないというのは嫌なもので、ストレスがたまっていきます。

(便秘の解消法)
 食生活や生活のリズムを整えることで、かなり改善されます。1日3食、とくに朝食をきちんととりましょう。また、適度な運動と食物繊維をとり入れることが、便秘解消に効果的です。
●規則的な排便の習慣をつける・・・毎日時間を決めて一定時間トイレに入ることを心がける。朝食を摂ると、排便反射が起こり腸の動きが活発になりやすくなるので、排便習慣をつけやすくなります。
●食物繊維を摂る・・・食物繊維が多い野菜、玄米や雑穀、海藻、まめ、いも、きのこ、果物など。
●便意をもよおしたときは、がまんせずにトイレに行く
●水分を多く摂る
●ストレスをためない
●適度な運動・・・ウォーキングやラジオ体操など、急に激しい運動はせず、自分の年齢・体力にあった適度な運動を習慣にしましょう。
●便秘薬の使用・・・原因や症状によって使い分けられます。医師に相談しましょう。


(平成25年8月31日)

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