宮川内科・胃腸科医院
宮川内科・胃腸科医院


Dr宮川の注目コーナー

  インフルエンザ対策
 季節性のインフルエンザは例年、12月から3月くらいまでの間に流行します。国内においては1年間で約1,000万人がインフルエンザにかかっているとされています。
 茨城県ではすでに10月3日に、常総市水海道の保育所で乳幼児22人(1〜5歳)が9月18日以降にインフルエンザB型と診断されたと発表されています。

 インフルエンザと普通の風邪と違う点は、全身症状が出ることです。
 せき、鼻水、のどの痛みだけでなく、全身の倦怠感や関節痛、筋肉痛を伴うのが特徴です。また、症状が急激に悪化し、風邪よりも高熱(38℃以上の発熱)が出ます。
 お子様ではまれに急性脳症を、ご高齢の方や免疫力の低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。


〈インフルエンザの予防対策〉
●流行前のワクチン接種
発症する可能性を減らし、もし発症しても重い症状になるのを防ぐ効果があります。
流行が本格化する前の12月上旬までに接種することが望ましいです。
●正しい手洗いをこまめに行う
せっけんを使い、手の平だけでなく、爪の間、指の間、手首もしっかり洗います。
帰宅後や食事前など、あわせてうがいも行いましょう。
●飛沫感染対策としての咳エチケット
くしゃみや咳が出るときはできるだけマスクをすること、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うことを心がけましょう。
マスクを着用する際は、鼻と口の両方を確実に覆い、隙間なく顔にフィットさせます。
●適度な湿度を保つ
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。
加湿器などを使用し、適切な湿度(50%〜60%)を保つことが効果的です。
●ふだんの健康管理
十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めておきましょう。
●人混みや繁華街への外出を控える
流行がはじまったら、特にご高齢の方や基礎疾患のある方、妊婦、疲労気味、睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。

 もし、インフルエンザが疑われる症状が出た場合には、早めに医療機関を受診しましょう。


(平成25年10月31日)

  冬の過ごし方のポイント
 寒さが厳しくなる冬。冬は病気に対する抵抗力、体力が低下する時期です。普段以上の気配りをして健康管理に気をつけていきましょう。

●温度差に注意
急な気温差は血圧の変動につながり要注意。温かい部屋から寒い部屋に移動すると血管が収縮することにより、血圧が上昇し、心臓や脳の血管の障害を引き起こすことがあるので、高血圧などの病気を持っている人は注意が必要です。浴室や脱衣所、トイレを温めて温度差を少なくしましょう。

●お風呂
体の芯からからしっかり温めましょう。室内外の温度差に気をつけ(脱衣所を温かくする、お湯を早めにはり浴室を暖める)、38度から40度くらいのぬるめのお風呂に15分程度ゆっくりつかりましょう。入浴後は水分補給をしましょう。

●環境調節
風邪などを引き起こすウイルスは、低温で乾燥した場所を好みます。湿度は50〜60%以上に保つように、加湿器を使ったり、濡らした衣類を干すなど工夫しましょう。

●食事
免疫力を高めましょう。柑橘類や野菜に多く含まれているビタミンCには免疫を保つ働きがあります。レバーやにんじんなどに多く含まれるビタミンAは粘膜の健康を保ちます。
バランスの良い食生活を心がけましょう。

●衣類
そで、えり、足元などの開口部はしっかりふさぎ、体の熱が逃げないようにしましょう。マフラーや手袋、靴下などを上手に使いましょう。

●手洗い・うがい・マスク
外から帰ったら、すぐに石けんで手を洗い、うがいをしましょう。
マスクを着用することで、吸う空気そのものを温め加湿することができます。冬の冷たく乾燥した空気は皮膚やのど、気管などの粘膜に悪影響を与え、風邪をひきやすくなります。のどの乾燥を防ぐためにマスクを着用しましょう。

 以上のことを心がけ、寒い冬を元気に乗り切っていきましょう。


(平成25年11月30日)

  お酒の飲み過ぎに注意しましょう
年末も差し迫り、忘年会、年越し、新年会とお酒を飲む機会が多くなる時期になりました。お酒は適量を楽しむ程度ならよいのですが、飲み過ぎて周りに迷惑をかけてしまうのは困りもの、また、適量を超えた飲み過ぎは健康への影響が出てきます。アルコールによる身体への影響を知り、上手に付き合うようにしましょう。

飲み過ぎは、、、
不眠、不安、高血圧症、動脈硬化症、がん、糖尿病、肝炎、肝硬変、慢性胃炎、胃潰瘍、大腸障害
など、様々な病気のもとになります。
適量と賢い飲み方のポイントをおさえておきましょう。

●適量を心がける
ほどほどの量を守りましょう。
ビールなら、中ビン1本(500ml)
ウィスキーなら、ダブル1杯
ワインなら、グラス2杯(180ml)
日本酒なら、1合(180ml)
(※ただし、一般的に女性は男性より体格が小さいため、アルコールの影響を受けやすいとされています。この量よりも少量を目安とした方がいいでしょう)
体質、体調により人それぞれ異なりますが、これ以上飲むと泥酔、急性アルコール中毒、悪酔い、二日酔いなどを起こしやすくなりますので注意しましょう。

●飲むペースを守る
早飲み、一気飲みは飲み過ぎのもと。悪酔いを起こしやすくなります。食事を楽しみながら、ゆっくり飲むようにしましょう。

●「ちゃんぽん」には注意する
違う種類のお酒をのむことで、口当たりが変わるので、飲み過ぎてしまうことがあります。

●週に2日は休肝日
適量を守り、週に2回は身体を休ませましょう。

●飲めない体質の人は、飲まない、飲ませない
無理に飲むと危険な状態に陥るので、無理して飲んだり、飲ませたりするのは絶対にやめましょう。お酒そのものより雰囲気や会話を楽しむようにしましょう。


適量を守り、くれぐれも飲み過ぎないように注意しましょう。


(平成25年12月29日)

  ノロウイルス感染症
 全国各地でノロウイルスによる食中毒が流行しています。
 ノロウイルスは、下痢や嘔吐などを伴う食中毒です。ウイルスの付いた食物を摂ったり、ウイルスに感染した人の汚物に触れた手などを介してうつります。潜伏期間は1〜2日程度です。
 ノロウイルスをやっつける特効薬はありません。もしもノロウイルス感染症にかかってしまったら、脱水にならないように水分補給をすることが一番大切です。嘔吐や下痢はウイルスを体内から出そうとしているので、下痢止めの薬を安易に用いてはいけません。通常、症状は数日で治まります。ウイルスがいなくなるまで頑張るしかありません。
 乳幼児や高齢者がかかった場合や、症状がひどいとき、水分補給がうまくいかないときは、早めに病院を受診するようにしましょう。
 11月半ばから2月中が流行期です。感染拡大を防ぐために、予防と対処法を知っておきましょう。

≪予防のポイント≫
◎一番の予防法は手洗い
症状がなくても、手に見た目の汚れがなくても、流水と石けんで、十分に手を洗いましょう。
帰宅時、トイレの後、調理や食事の前など念入りに洗うこと。
石けんをつけ、手のひら・手の甲・指先・爪の間・指の間・手首までしっかりと手を洗う習慣をつけましょう。
手洗い後のタオルは共用せず、個人専用のタオルかペーパータオルを利用する。
◎貝類は十分に加熱する
ウイルスの付着する可能性のある食品は生で食べず、十分に加熱調理をしましょう。

≪嘔吐物・下痢便の処理≫
嘔吐物や下痢便には大量のウイルスが含まれています。感染拡大を防ぐため、適切な方法で、迅速かつ確実に行うことが必要です。
◎処理をする人は、手袋・マスク・エプロンを着用する。
◎汚物は布・ペーパータオル・新聞紙等で、外側から内側に向けて拭き取る。
◎ノロウイルスにはアルコールは効果がありません。消毒は、汚物が付着していた床とその周囲を、塩素系漂白剤の消毒液※(次亜塩素酸ナトリウムを含むもの、ピューラックス・ミルトン・ハイター・ブリーチなどの商品名で売られています)を染みこませた布やペーパータオル等で覆うか、浸すように拭く。
◎処理後は手をよく洗う。

※塩素系消毒液の作り方
原液濃度5%(ハイター・ブリーチ)の場合、500mlのペットボトルにキャップ2杯分(10ml)の漂白剤を注ぎ、水で薄めるのが目安。
原液濃度1%(ミルトン)の場合、500mlのペットボトルにキャップ10杯分(50ml)の漂白剤を水で薄める。
ピューラックスの原液濃度は6%です。
製品ごとに原液濃度が違うので確認をしてから使用しましょう。


(平成26年1月25日)

  自分でできる花粉症対策
現在、日本人の約25パーセントが花粉症を患っているといわれています。
今年のスギ花粉の飛散量は、例年より少ないと予測されています。
しかし、飛散量が少ないと思い込んで全く対策をとらないと、かえって酷い目に遭う可能性もありますので、花粉症についてしっかり勉強しましょう。
日本では約60種類の植物が花粉症を引き起こすことが報告されています。
主なアレルゲンはスギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサ、シラカンバなどです。
鼻水やくしゃみ、目のかゆみ・充血などの症状だけでなく、のどや皮膚のかゆみ、下痢や熱っぽい感じなどの症状が現れることもあります。

<外出時の花粉症対策>
●晴れの日、最高気温が高い日、湿度が低い日、風の強い日、前日が雨の日は要注意です。
●帽子、メガネ、マスクを身につけましょう。
上着はなるべくツルツルした素材のものを選びましょう。
●衣服や髪に付いた花粉はきちんと外ではらって玄関でシャットアウト。
●帰宅時は手洗いやうがい、洗顔をし、体についた花粉はきちんと洗い流しましょう。

<家の中での花粉症対策>
●花粉の飛散が多いときは、きちんとドアや窓を閉めて花粉の侵入を防ぎましょう。
●掃除はこまめに行いましょう。
床がフローリングであれば、毎日拭き掃除を行うことが効果的です。
●布団を外に干すと花粉がついてしまうので、布団乾燥機などを活用しましょう。
どうしても布団を干したいときは、花粉の飛散量が少ない午前中に。
取り入れる際ははたいて、さらに布団の表面を掃除機で吸うと効果的です。
●部屋の湿度を適切に保ちましょう。

<目のセルフケア>
●目を洗うときは、水道水だと目の細胞を傷つけ、目を守っている涙を洗い流してしまう ので、専用のものを使用しましょう。
●コンタクトレンズの使用を控え、メガネを着用しましょう。
●パソコンを1時間使用したら、15分間の休憩をとりましょう。
●目かゆくて我慢できないときは冷たい水で絞ったタオル目に乗せて冷やしてください。
 冷やすと楽になるといわれています。

<鼻のセルフケア>
●鼻を洗うときは、水道水だと鼻の粘膜を傷つけてしまうので、生理食塩水(約0、9%の食塩水)を使用しましょう。
ただし、洗浄のしすぎも悪影響を及ぼす可能性があるのでご注意ください。
●鼻のかみすぎであれてしまったら、油分100%のワセリンなどで保護してあげましょう。鼻があれないように保湿ティッシュを使用するのもおすすめです。

<病院へ行こう>
花粉症の症状の出方や重症度は人によって異なります。薬の効果にも個人差があります。
どんな症状があるか、一番困っていることなど自分の症状を正確に伝え、自分に合った治療を行いましょう。
 当院では花粉症の診療も行っていますので、お困りのことがありましたら是非ご相談にいらっしゃって下さい。


(平成26年2月18日)

12345678910111213141516171819

Copyright(C) 2018 宮川内科・胃腸科医院. All rights reserved.
本サイトのすべての文章や画像などの著作は「宮川内科・胃腸科医院」に帰属します。